家事育児

待機児童問題はいつから?待機児童問題は解消されていくのか

投稿日:

我が家も絶賛子育て中で、待機児童問題に直面している家庭の1つでもあります。

少子化が進んでいるのに、どうしてこんなに待機児童が多いのだろうと思い調べてみました。

待機児童問題とは?

「待機児童」という言葉自体は、 「以前から耳にしたことがあった」という人も多いですが、お子さんがいる家庭なら「自分たち悩んでいる」、もしくは「これから予定しているが大丈夫?」と不安に思う人も多いくらい有名な言葉です。

待機児童とは、保育園に入りたいけど入ることができずに見つかるまで自宅で親御さんが養育する待機状態のことを指します。

本来なら、保育園に入所させることも利用する資格もあるのに、保育園自体が児童を受け入れることができずに、入所待ちになっている問題です。

待機状態になっている間、親は育児休暇を延長したり、仕事を休むなどして養育していきます。

家庭状況によっては、保育園に児童を預けられないことによって、収入が著しく減少したり、夫婦関係の悪化などにつながります。

結果的に、家庭環境が悪くなって虐待や育児放棄につながる可能性も懸念され、待機児童問題は大きく取り沙汰されました。

親としても、仕事をしなければ収入はないですし、もともと共働きであれば働けない分だけ生活が苦しくなる可能性があります。

その結果、「子供を育てなくてはいけない責任感から逃れたい」と精神的に追い込まれてしまう親もいるので、待機児童問題という言葉は重大な問題として受け止められているのです。

また、待機児童には定義があり、幼稚園や認可外保育所を利用しながら待機している場合は待機児童該当しません。

希望の保育園があって待機していても該当しないので、「隠れ待機児童」と呼ばれる児童も多くいます。

待機児童問題はいつから起きてる?

2016年に、「保育園落ちた日本死ね」という匿名ブログの書き込みが国会でも取り上げられ、 反響を呼びました。

さらに、同じように待機児童問題に苦しんでいる人や保育士たちが、国会前でデモ活動を行うなど多くの人の注目を呼び、国会でも待機児童問題について言及言及していくことになりました。

Wikipediaには

1990年代後半以降、一部の都市における待機児童数の急増が問題化している。

Wikipediaより引用

こんな風に書かれております。

待機児童問題は、20年以上の問題とも言えるみたいですね。

どうして待機児童が増えるのか

待機児童問題と同じ時期から、少子化問題もクローズアップされていますが、「少子化なのにどうして待機児童が生まれるのだろう?」という疑問を抱く人も少なくありません。

待機児童が生まれる原因は、いくつかあります。

地域によって違いが出たり、日本全体の問題だったりと、難しい部分も多いです。

保育士の不足

待機児童問題が起きる大きな要因としては、保育士の不足です。

保育士1人につき、多くの児童を担当すると事故につながったり、トラブルに発展する可能性もあります。

保育士が多くいれば、保育園で受け入れられる児童の数も自ずと増えていきますが、過酷な労働環境と賃金の低さが起因して、保育士の数は年々減っていると考えられています。

また、保育士を目指す人も減っていて、児童を預かる責任の重さや労働環境について考えて、そもそも保育士を諦める人も多くいるのです。

女性の社会進出

男女雇用機会均等法が誕生し、女性がどんどん社会に進出していく一方で、以前のように自宅で女性が子育てをすることが減少し、保育園の需要が増えていることも1つの要因です。

さらに、不況が続き男性1人の収入で家族を支えることも難しくなっています。

女性が社会に出て、夫婦ともに家計を支えなくてはならない現状が、子供いても保育園に預けざるを得ないことにつながっているのです。

そういった家庭が増えれば増えるだけ、保育園の受け入れも逼迫してしまい、待機児童問題に発展していると考えられています。

保育園新設反対

児童を受け入れるためには、保育園が不足している部分を解消しなくてはいけません。

ただ、近隣の一部高齢者や住民から「静かな余生を過ごしたい」という反対意見が強く出る傾向があり、自治体が保育園新設を断念しているケースが多いです。

反対の意見が、騒音や迷惑という理由なので、児童の声は騒音や迷惑なのか、といったことは現在も問題になっていて、まだ溝は埋まっていません。

さらに、こうした反対意見の多い市町村に住んでいる子育て世帯は、より福祉が充実している地域に移住するような場合も増え、待機児童問題に地域差が生じている原因の1つとなっています。

待機児童問題解決のためにいつから子育てプランは動いている?

2018年から政府は「子育て安心プラン」を立ち上げ、遅くとも2020年度末までに全国の待機児童問題を解消する動きに出ています。

  • 小規模保育や大規模マンションでの保育所の増設
  • 賃金アップ、業務負担軽減など保育士の確保
  • 福祉相談など保護者への支援
  • 認可外保育施設を中心とした保育の受け皿の拡大と質の確保
  • 持続可能な保育制度の確立
  • 男性による育児の促進など保育と連携した働き方改革

このような6つの支援を盛り込んでいます。

実際に、都市部である東京都港区では1歳児定員拡大事業を行ったり、保育コンシェルジュを通して保護者と保育園のマッチングを行う担当者をつけ、入所の確保に尽力した結果、2019年4月に待機児童が0人になりました。

現在も、全国で認可保育所やこども園の増設などが行われていて、待機児童が0人とまではいかずとも減少傾向ではあります。

待機児童問題はいつから?待機児童問題は解消されていくのか

待機児童問題は20年以上前からも存在していたようですが、住んでる地域によっても様々な違いがあるようですね。

解消傾向にあるようにも見えますが、教育環境が整った保育園だと何十人待ちというような状態になっていたりするのも見かけます。

保育園によって様々な特長があるのは素晴らしいことではありますが、待遇面の格差などを感じると、あまり気が進まなかった保育園にしか我が子を入れることができなかった時に、少し辛い思いをしてしまうかも知れませんね。

皆平等という風にはなかなかいきませんが、子どもが伸び伸び成長できるような環境が整うこと、そして、働きたいママがお仕事に集中することができる環境が整うことを祈るばかりです。

-家事育児

関連記事

男性の育児休業が義務化!取得率と取得期間の変化は起きるのか!?

2020 年7月1日、政府が掲げる「選択する未来2.0」中間報告に「男性育休義務化」が入りました。男性の育休取得率は6%ととも言われてますが、今後きちんと増えていくのか、世の中の反応はどうなのか、過去のデータはどうなのかについてまとめてみました。我が家についての話も含まれておりますので、是非最後までご覧下さい。

藤岡 清香


AMEMI 代表
藤岡 清香
(Fujioka Sayaka)

子連れノマドな働き方をしている3歳児のママです。日本の歴史について、自分自身が学んだことを、自分の子どもを含めた後世に残したくて、このブログを始めました。