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熊野神社の総本山は和歌山にあり!超パワースポットである世界遺産の熊野古道について解説!

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全国各地に同じような名前のついた神社仏閣がありますが、その総本山はどこか?と考えたことはありませんか?

今回は全国4700社あるといわれる熊野神社の総本山について詳しく解説していきます。

熊野神社の総本山は和歌山県にある?

熊野神社は「八幡宮」や「神明神社」などと同じく、全国各地に点在しています。

同じ名前の神社があるということは、同じ信仰を掲げているということです。

熊野神社の場合は、熊野三山とよばれる「熊野本宮大社」「熊野速玉大社」「熊野那智大社」の祭神「熊野十二所権現」と呼ばれる12の神々を祭っている神社のことを指します。

そして、この熊野神社の総本山ともいえる熊野三山はそれぞれ、

  • 和歌山県田辺市本宮町本宮(熊野本宮大社)
  • 和歌山県新宮市(熊野速玉大社)
  • 和歌山県東牟婁郡那智勝浦町(熊野那智大社)

にあります。

つまり、全国に点在する熊野神社の総本山である「熊野三山」は、すべて和歌山県にあったんです。

そして、熊野三山の歴史は古く「紀元前から」と言われています。

仏教が伝わる以前は、いろいろな場所を信仰の対象とする自然信仰を行っていました。

熊野神社の総本山も同じく、自然が生み出した雄大な山々を信仰の中心としており、とても険しい道のりでしたが、それでもそれが修業であるとして「蟻の熊野詣」と表現されるほどにたくさんの人々が参詣したそうです。

現代は、車もあれば電車や飛行機もあり移動手段には困りませんが、昔はすべて自力で移動していました。

そんな苦労して参詣したともなれば、現代のなん倍ものありがたさがあったことでしょう。

しかしながら、参詣の途中で命を落としてしまう人がいたり遠方からの参詣が難しいということもあり、全国へ熊野神社が広まっていきました。

熊野神社の総本山は世界遺産に登録された!?

熊野三山を調べると「世界遺産」というキーワードが出てきます。

しかし、熊野三山という世界遺産は存在しません。

正確には「紀伊山地の霊場と参詣道」が2004年に世界文化遺産に登録されています。

「熊野神社の総本山とまったく関係ないのでは?」と思った方、ちょっとお待ちください。

この「紀伊山地の霊場と参詣道」の中に、熊野神社の総本山である熊野三山も含まれているんです。

「紀伊山地の霊場と参詣道(きいさんちのれいじょうとさんけいみち)は、和歌山県・奈良県・三重県にまたがる3つの霊場(吉野・大峰、熊野三山、高野山)と参詣道(熊野参詣道、大峯奥駈道、高野参詣道)を登録対象とする世界遺産(文化遺産)。」(日本語版wikipediaより)

熊野神社の総本山である熊野三山も含め世界遺産として登録されていますが、日本で登録されている世界遺産の中で、もっとも広い面積をもっています。

世界遺産と聞くと、その場所やものだけという考えがあったので、こんなにたくさんの場所が一緒に登録されているということに驚きました。

古くより自然信仰をしてきた日本の中でも、近畿地方はとくに自然信仰を熱心に行っていたそうです。

歴史的に古いにもかかわらず、地域の方や参詣者のおかげもあり2004年の世界文化遺産への登録に漕ぎ着けたのでしょう。

超パワースポット熊野古道について解説

パワースポットに興味のない方でも、熊野古道という言葉を一度は聞いたことがあるのではないでしょうか。

熊野古道はいくつかのルートがありますが、その中でも小辺地、中辺路、大辺地が世界文化遺産に含まれています。

小辺路は、高野山から熊野本宮大社へ続くルートで、標高1000m近くのアップダウンの激しい道のりなので、上級者向けのコースです。

中辺路は、田辺から熊野神社の総本山である熊野三山それぞれへと続きます。

さらに、平安時代あたりからは熊野三山への公式参詣道として多くの参詣者かこの道を通りました。

大辺路は、田辺市から海沿いのルートを通り那智勝浦町へと続くルートで、全長120kmあり、昔は時間に余裕のある人が利用していたとされ、江戸時代には大名行列が通ることもあったそうです。

現在は、語り部と熊野古道を歩くというイベントもあり、コースそれぞれの歴史や見所を体感しながら歩くこともできます。

参加者には「熊野古道思い出ノート」が配られ、全部のコースを回るとさらにプレゼントがもらえるので、一度挑戦してしてみてはいかがでしょうか。

大自然の中でタイムスリップができる熊野古道の石畳

熊野神社の総本山である熊野三山の歴史は古く、そこへ続く参詣道である熊野古道も同じく長きに渡り多くの人々が、通ってきました。

自然に生えている木々もそうですが、参詣道に敷かれた石畳もまた歴史を感じることができます。

熊野古道の中には、石畳の敷かれた道がいくつかありますが、古いものでは江戸時代からあるものもあるそうで、そんな古いものが現存しているとは驚きですね。

熊野神社の総本山は和歌山にあり!超パワースポットである世界遺産の熊野古道まとめ

全国に点在する熊野神社の総本山である熊野三山はそれぞれ

  • 熊野本宮大社
  • 熊野速玉大社
  • 熊野那智大社

ですべて和歌山県内にありました。

そして、それらは世界文化遺産である「紀伊山地の霊場と参詣道」の中に含まれており、歴史的にも古い熊野三山へ続く参詣道である熊野古道の中でも「小辺路、中辺路、大辺路」も含まれています。

また、熊野古道の一部に敷かれた石畳の中には江戸時代からあるものもあって、タイムスリップしているように感じれるのではないでしょうか。

世界的にも有名なパワースポットである熊野古道をひとりで歩くのは不安だという方は「語り部と歩く熊野古道」という企画もあるので、参加してみるのもおすすめです。

熊野古道で歴史を感じながら参詣し、熊野三山へ到着したら神聖でパワーを吸収して日頃の空気を浄化できるといいですね。

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藤岡 清香


AMEMI 代表
藤岡 清香
(Fujioka Sayaka)

子連れノマドな働き方をしている3歳児のママです。日本の歴史について、自分自身が学んだことを、自分の子どもを含めた後世に残したくて、このブログを始めました。